コラム#1 私たちが大切にしていること
こんにちは!0歳からのモンテッソーリ教育「はじめの親子教室」代表の山下です。
私たちのレッスンでは、パパママから子育てに関するご質問やご相談をお受けすることがとても多く、その光景は当教室の特徴とも言えるかもしれません。
その中でもよくあるご質問のひとつが「今(乳幼児期)のうちにやらせておくべき教育とは?」というもの。
気づけば変化のスピードは増すばかりで、少し先の未来も予測しづらいような時代。子どもたちに、いま何を学ばせるべきか、悩む親御さんは多いです。
教育といっても、私たちのようなモンテッソーリ教室や幼児教室以外にも、ピアノなどの芸術系、水泳やダンスなどのスポーツ系など広範に及びますし、それら一つひとつに「正解」はなく、その子どもやご家庭によってベストな選択は変わってくるものだと思います。
ですが、ひとつだけ、絶対に大切にしてほしいことがあります。
それは、どの子もみんなが持っている「学ぶって楽しい!」「学ぶことが好きだ!」という気持ちを育んであげること。ピアノでもダンスでも、その子が楽しんでやれることであれば何でもよいので、この学びへの気持ちだけは奪わないようにしたいのです。
ひと昔前のように、子どもの頃にこれをやっておけば安心というものはどんどん無くなってきています。ではどうすれば良いかというと、子どもが大きくなっていく中で、その時々にどんな力が必要かを自分で考え、自分自身でその学びを獲得していけるようにすることが最も有効なのではないでしょうか。むしろ、そうでなければ、変化が早くて先の読めない時代を生きていくのはより難しくなるでしょう。
学ぶことが好きになれた子は、その先も自分の力で学んでいってくれます。
幼少期のうちに学ぶことが好き・楽しいと感じられるか、そうでないかで、その先の長い人生は大きく変わってくるはずです。
私たち「はじめの親子教室」では、このように学ぶことが好き・楽しいという気持ちを好学力(こうがくりょく)と名付けています。
乳幼児期は人生のはじめの時期だからこそ、これからその子のことをずっと支えていってくれる力をつけさせてあげたいと思って日々レッスンにあたっています。
〇次回からは、私たちがどのように好学力を大切に伸ばしながら、一人ひとりに合った学びを提供しているかについてもお伝えできればと思います。