五感を通した実体験を大切に
こんにちは!0歳からのモンテッソーリ教育「はじめの親子教室」代表の山下です。
先日、お教室に「洋梨」を持ってきました。
でも、食べるためでも、飾っておくためでもありません。
モンテッソーリの言語教育では、写真のような絵カード(写真やイラストのカード)を使って身近なものの名称を伝えます。でも、このように教具を使って名称を伝える前に、まずは豊かな実体験があることに重きを置きます。
豊かな実体験とは、例えば洋梨であれば・・・
・実物の洋梨をじっくり見たり(視覚)
・美味しそうな香りを嗅いだり(嗅覚)
・手に取って皮のざらざらを感じたり(触覚)
・食べたときの甘さを感じたり(味覚)
・触れたり食べたりする時の音を聞いたり(聴覚)
といった五感を通した体験をたくさん得ることです。
こうした体験があった上で、そこで得た感覚的な記憶と「洋梨」という名称を結び付けなければ、名称を本質的に理解したことにはなりません。
りんご、みかん、バナナなどと比べて、洋梨はちょっと接点が少ないような気がしたので、実物に触れてもらうためにお教室に持ってきた、というわけです。
子どもたちは実物の洋梨を見て、触って、匂いを嗅いでと五感をフル稼働させて楽しんでいました。
ここでは言語教育に絡めてご説明しましたが、洋梨のように一年の中でも限られた時期にしか出回らないものは「季節感」を感じられる題材としてもぴったりですので、子ども達にはどんどん手に取って、五感をめいっぱい働かせながら体験してもらえればと思っています。
はじめの親子教室では、他にも季節の植物を取り入れた活動(お仕事)を用意したり、可能な限り実物を用いた体験・経験を大切にしていますので、またこちらのブログでもご紹介させていただきますね。
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